真珠は貝の体内で生成される生体鉱物である。 貝の体内に入った異物を核として、 カルシウムの結晶(霰石)と有機質層(主にタンパク質)が交互に 積層し、真珠層が形成される。 この有機質の薄層と霰石の薄層が干渉色を生み出し、 真珠特有の虹色が生じる(→遊色効果)。また、 有機質層の厚さや色素の含有量などによって真珠の色味が決まる。 真珠の重量の計量単位には、 養殖真珠の産業化に成功したのが日本であったことから、 日本の尺貫法の単位である匁(3.75グラム)や 貫(3.75キログラム)が用いられるが、グラム、 カラット(200ミリグラム)や グレーン(通常は約48ミリグラムだが、 真珠の計量については50ミリグラム)も用いられる。 真珠の大きさの単位はミリであるが、 真珠のネックレスの長さは業者間の取引では主に インチが使われている。 真珠は6月の誕生石とされている。 冠婚葬祭のいずれの場面でも使える便利な装飾品であるが、 汗が付いたまま放置すると真珠特有の光沢が失われるので、 使用後の手入れが大切である。
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